令和4年5月14日、神戸ハーバーランドスペースシアターにて「神戸文具まつり(第65回神戸オフィスフェア)」が、1月からの延期を経て開催された。

第64回が開催されたのが2019年なので、2年以上空けての開催となる。

今回の会場である、神戸ハーバーランドスペースシアターでは開場前からかなり多くの人で賑わっており、総動員数は例年をはるかに上回る3,120人を記録。

今回は当日の会場での様子をお届けしたいと思う。

神戸オフィスフェアとは？

基本的に年に1回、時期は不定期だが、神戸文具事務用品協同組合(通称：神戸文協)が開催する神戸最大級の文具の祭典、それが神戸オフィスフェア。

新型コロナウィルスの流行によりイベントごとが規制され、長らく開催出来ずにいたが、今年の5月にようやく開催のめどが立ち、開催に至った。

会場も初となる神戸ハーバーランドスペースシアター。

近くにはアンパンマンミュージアムやモザイク等、神戸の観光地も隣接しており、大いに盛り上がること間違いなしと、私自身も非常に楽しみにしていた。

今年のテーマは、“原点回帰”～Let’s Enjoy stationery！～

幼稚園の時に持っていた「おどうぐばこ」、小学生になると筆箱の中に鉛筆と消しゴム、中学生から高校生、大学生から社会人になっても、いろいろな場面ですぐ近くにあるのが文房具。

日々利便性を求めて進化すると同時に、なんだか楽しいものであるのが文房具。

一度原点の戻り、誰しもが幼少期の頃に体験したであろう、文具屋さんに入ると何だかワクワクしたあの感覚を再び呼び起こそう！というのが今回のフェアのテーマである。

オープン直後から人！人！！人！！！

受付前はオープンの10時前から長蛇の列をなしており、オープンと同時に会場は沢山の来場者で溢れかえった。

これまで行ってきたオフィスフェアもオープン前から並ばれる方もいたが、今回はオープンから最終受付終了の17時30分まで待機列が途切れることがなかった。

入場規制も相まって待機列がものすごいことになっていたが、それでも帰ることなく、長時間の間入場を待って下さった方が殆どだった。

これほど多くの来場者に来て頂けるとは、文房具というコンテンツの魅力を侮っていた。。。

尚、今回はイベント“こども夢の商店街”が同会場にて同時開催となったが、こちらも大変な盛り上がりを見せていた。

子供たちがハローワークで仕事をもらい、最終的に給料を頂くまで、いわゆる「オシゴト」を体験できるイベントとなっている。

オシゴトを紹介するハローワークの職員、警察、給料を支払う銀行に至るまで全てが参加者の子供が行う、まさに今回のフェアにぴったりのイベントとなっている。

将来、君たちが大きくなって会社勤めを始めたら、今日のフェアのことを思い出して、一杯文房具を使ってくれたまえ。

コロナ禍とはいえ、これだけ多くのお客様にご来場頂けたことは、運営側としては非常にありがたい限りである。

文房具のファンの多さを改めて実感することができた。

今回で65回目を迎える神戸オフィスフェア。

来年はどんな文房具が生まれてくるだろう、次のオフィスフェアにはどんな出展社が並ぶであろう、そう考えるだけでワクワクしてくる。

今回、神戸文具まつりと名前を変えての開催となったが、さらなる進化を遂げるであろう神戸オフィスフェアからは今後も目が離せない！

ブース紹介

今回の出展社は、メーカー24社、販売店4社の計28社。

出展社それぞれが工夫を凝らしたブースは、見ているだけでも楽しい。

(並びは50音順)

▼アケボノクラウン

▼エレコム(ダイワボウ情報システム)

▼キングジム

▼コーラス

▼神戸エコール

▼コクヨマーケティング

▼シード

▼スリーエムジャパン

▼セキセイ

▼ゼブラ

▼寺西化学工業

▼トンボ鉛筆

▼ナカバヤシ

▼パイロット

▼フエキ

▼プラス

▼ぺんてる

▼マウスコンピュータ

▼マックス

▼三菱鉛筆

▼ヤマト

▼ライオン事務器

▼リヒトラブ

▼レイメイ藤井

販売店(4社)

▼コウヨウビジネス

▼ナガサワ文具センター

▼ミユキット

▼そして、我らが長澤音次郎商店！

ご来場頂いたお客様、本当にありがとうございました。

ご協力頂きました出展者の方々、そして開催に携わってくださった全ての方々、大変お疲れさまでした。

未だ感染症への不安は残りますが、また来年、神戸ぶんぐまつりを開催出来ること祈り、レポートとさせて頂きます。

Instagram : https://www.instagram.com/kobe_bungumaturi/