日々進化するAI(人工知能)。

今ではビジネスにAIを利用する企業も珍しくなく、もはや積極的にAIを導入していかなければ、この先生き残れない、と言っても過言ではない。

我々も時代に追いつくべく、今話題のチャット型生成AIとやらにどうしても聞きたいことがあったので聞いてみた。

GoogleのGemini(旧Bard)に聞いてみた

そこでGoogleのGeminiに質問してみることにした。

Googleの生成AIであるGeminiはGoogleのアカウントがあれば誰でも無料で利用することが出来る。

質問したいことの前に軽く機能の説明をしてみよう。

画像認識機能

利用方法はシンプルに質問事項を入力するだけ。

画像のアップロードもできるので、その画像についても質問することが出来る。

まずは小手調べ。

過去にホームページで使用したフリー素材の適当な画像を選択してアップロードして、何の写真か聞いてみると、僅か数秒で回答がきた。

一昔前の会話型AIでは会話が成り立たないことの方が多かったが、とりあえず普通の人間並みの知能は有していることは分かった。

後半難しいことを書いているのが少し気になるが、もう一枚見せてみよう。

こちらも過去にホームページで使用したフリー素材で、誰が見ても太陽に手を伸ばしている画像である。

こちらも数秒で回答がきた。

ほーう。

頭が良すぎるせいか、求めてもいないのに個人的見解の様なものまで述べてくれる。

これからは提案書の内容も事前にGeminiにチェックしてもらうことにしようかな。

では、そろそろ本番。

私は話題の生成AIに触れる機会があったらどうしても聞きたいことがあったのである。

皆様は、こいつを覚えているだろうか？

過去に弊社ホームページで紹介した、ウチのマスコットキャラである、オットセイの “音ちゃん”。

ノベルティとして、音ちゃんを印刷したクリアファイルがあり、お客様との会話の中で、何の動物に見えるか聞くことがあるのだが、誰一人として一発で “オットセイ” と答えた人がいないのである。

そう、今回Geminiに聞きたかったのは、こいつが何の動物に見えるか、である。

天下のGoogle様のAIを持ってすればそりゃ一発でオットセイが出てくるに違いない。

音ちゃんよ、今無念を晴らしてやるぞ。

まさかの回答！

さぁ、Geminiよ、お前のその目には何が映る？

それだけの頭脳をお持ちなら一目見ただけで分かるだろう？

オットセイだとな！！

アシカ、だと？？？

確かにアシカと答える方もいる。

むしろファーストアンサーの上から３つには必ずアシカが出てくると言っても過言ではない。

ならばもう一度聞いてみよう。

３回目でオットセイと答えた人がいたので、AIなら２回目で答えてくるであろう。

アシカ、オットセイ、ラッコ、トド、カワウソ、よくよく考えてみたらディフォルメ化された海洋生物なんて正面から見たら大体どれも同じである。

今回は10秒程で回答がきた。

さぁ、Geminiよ、もう一度チャンスをやる。

見事当ててみせよ。

もちろん、オットセイだよな！？

アザラシ、、、

セイウチ、、、、、

ラッコ、、、、、、

カエル！？

、

、

、

、

、

、

おのれ

人間様を舐めやがって

三度目の正直だ。今度こそ、、、！

マナティー！

ペンギン！！

バカですかあなたは？

一向に正解が出ないのでいっそ聞いてみた。

十分にあり得るとか言っときながら全然出てこなかったじゃないかー！

なぜだ！？なぜ出てこない！？

まぁ、とりあえずわかったことは、言われてみればオットセイに見える、ということであるかな？

AIでもってしても一発目にオットセイを出すことは叶わなかった。。。

いつの日か、一発で「オットセイ！」と答えてくれる人に出会うまで、私は営業を続ける。

AIから見える未来

今回初めてチャット型生成AIというものに触れて思ったのが、物凄い可能性を秘めている、と同時に、少し恐ろしくもあった。

既に大手企業はコールセンター等でAIを導入しており、聞きたいことがあっても生身の人間に中々たどり着かないことも多々ある。

それだけ自信があるからAIに業務を任せているのだろうが、将来的には軍事利用もされるのではないか。

映画だけの話だと信じたいが、とある展示会では四足歩行で走る、AIが搭載されたロボットも見たことがあり、実は既にそういった軍事利用も徐々に視野に入れていっているそうだ。

昨今のAI技術も素晴らしいが、我々は人間として、人の気持ちが理解できる。

AIがいくら発展しようとも人に勝ることは永遠にない、と信じ、今日も足繁くお客様のもとへ、音次郎の精神を届けよう。